日々是好日
365日の気づきメモ独り言
2025.09.20
人見知りの性格、知らない人には声もかけれない。
知ってる人でもいつもタイミングがわからず声はかけない事が多い。
そんな私が営業で採用された時、母は出来るのか?と心配していた。
昔は答礼訪問というものがあった。
展示場に来店してくれたお客様宅に、その晩必ず挨拶に行く事だ。
とても苦手だった。インターホンが押せない。お客さんが在宅していて楽しい夕食の時間に
水を差す邪魔者扱いされるんじゃないか、なにを話せばいいのか、とお客さん宅の前でうろうろしてばかりだった。
新入社員は展示場接客と答礼訪問で差がついた。
苦手な私は同期の中では最下位だった。苦手を克服するのは大変だ。
じゃあ私の得意とは何だろうと考えた時、協力工事店の職人やたまたま知り合った同年代の方と仲良くなる事だった。
仲良くなると次第と私を応援してくれる。紹介も増える。
紹介だと気兼ねなく話しも聞いてくれるし会ってくれる。
3.4年はうだつの上がらない奴として、今思えば底辺の扱いをされてきた。
5年目の27歳くらいになると、同年代の仲間達がガンガン紹介をくれたおかげで、
一気にトップセールスになった。
あぁ自分の特徴を活かす事が事業も最速で軌道に乗せれるんだ。
この経験が今のSAIZの根底にある。
だから飛び込み訪問もしないし、お客様が来てくれるにはを考えている。
自分の土俵だから私は自分らしく振る舞える。自由にのびのびと話す事ができる。
そしてお客さんがお客さんを繋いでくれている。
本当に感謝しても仕切れない。だから私は自分を助けてくれる人には全身全霊で返したいと思う。
本当の裸の自分でいれる環境はこうやって出来たんだなと、最近は楽しくてしかたがない。
この感覚を社員にも伝えていきたい。