14.5年前にあるお客様から門柱のデザインを沢山見たいと言われた事がある。

当時はInstagramも無く、あってホームページ、エクステリアの雑誌くらいだ。

デッサンノートに100パターンくらいだろうか、描いて色を付けた物を見せて打合せをした。

そうして出来たデザインを気に入って頂き、ハウスメーカーのカタログに掲載された事もあった。

あの時の努力と経験が今も活きている。手描きのスピード、デザイン案の瞬発力と引き出し量。

１つ１つどうやって施工するか、収まりを考える事も好きだった。

今私が提案しているデザインはその当時のものは殆ど無く、その時々で浮かんだ物ばかり。

基礎が出来ているから更に応用が効く。デザインは奇をてらう事を狙うのでは無くまずは基礎を学び自分のものにする事が大事だ。