日々是好日
365日の気づきメモ仕事
2025.09.05
営業はお客様の窓口でもあり、1番の理解者にならなくてはいけない。
この方はこう言う考え方であり、ここは押さえて仕事をして欲しいなど、
情報を上手く伝達できるよう各部署に話すのだが、受け取る方の価値観や考え方もあるので、
100%では伝わらない。
お客さんが100だとしたら、営業は能力の差もあるが80%理解して、設計、施工管理、職人へと
伝達していく。
私のこの考え方、感覚は積水時代、建築に携わって30年の経験からだ。
子供の頃やった伝言ゲームの結果に似ている。
どこかで誰かが自分の価値観と感覚で微妙な変化を起こす。
営業からスタートする情報のずれ幅が大きいとクレームにもなる。
個々が万能なタイプは皆無だろう。
営業もできてお客様の感性、感覚を全て理解して、尚且つ職人としての技術はピカイチ。
それが出来る職人は未だかつて見た事もない。
社長でそんな人は極稀にいるが、職人じゃなくもう社長をやってるだろう。
でも時代の流れなのか、弊社に期待して頂けるからなのか、全ての職人は万能タイプを求められる。
近づける為に毎日カレンダーいれて、あれやってない、忘れてるよと小姑の様に言うしかない。
良い職人ほどプライドがあるから上手に指導しなくてはいけない。
自分は水道屋の長男で育ったが、営業の道に行った。
弟ならこーしろと言えば、じゃあもうやらないとキレるだろう。
その職種を選んだのは、その人の性格や人格に適しているからだ。
30年小姑をやってきたが、終わりなきゴールに会社として向かうしかない。