現在社内には2名の社員職人がいて日々現場で活躍してくれている。

職人というとどんなイメージをするだろうか？

私は水道屋の長男だから職人の世界が自分の生まれた環境だった。

専門技術、いつも泥だらけ、カッコいい。私が持つ父や祖父の姿が私にとっての職人のイメージだ。

世間一般、若い世代からはどうなんだろう。

令和の時代に暑い、寒い、しんどい所に敢えて行きたがらないだろう。

先日造形モルタルの仕事をしてもらった職人の仕事ぶりを見た。

使う材料は左官と同じだが、作業はもはや彫刻、造形と芸術作品を生み出す人だった。

職人が中々集まらない今、私達が取り扱っているグランドアートウォールを作品として考えたら、美大生や芸術畑の学生も興味持たないか？と考えてみた。
発泡スチロールを削る、塗る、形を創造する。
街を創造する。そんなビジョンから人材の枠を広げてみることにする。
職人からアートディレクター。呼び名も変えて行こう。